くさり編みから始めて細編みや長編みで二段目を編んでいく場合、鎖編みのどの部分を何本拾うのか。
由々しき問題です。
拾う目の名前、言い方
ここでまず豆知識。作り目とは
かぎ針編みで何かを編む時に編み目を編みつける土台となるものを「作り目」と言います。ここでは 一段目のくさり編みが作り目になります。
二段目はこの作り目に細編みや長編みを編みつけていきます。
頭目 半目 裏目とは
- 頭目:表面から見るとV字になっている部分のVの2本
- 半目:頭目の上の方の1本
- 裏目:ひっくり返すとポコポコになっている部分(1本)
拾い目とは
先ほど説明した頭目や半目など、どこかを拾って次の段を編んでいきます。その拾うところを「拾い目」と言います。
二段目は鎖編みのどこかの編み地を拾っていきます。
細編みや中長編み、長編みなど、どの編み方でも拾う所は同じです。
偉そうに説明してるけど、拾い目って言い方今日初めて知ったんよね…
二段目の目を拾う場所は
拾い目の場所は3通りあります。デザインによって変えるのが一般的です。
初心者におすすめ 半目を拾う
一番簡単なのは、 V部分の片方1本だけ拾う方法です。向こう側の半目。
上の一本だけです。
私はずっとこの方法で編んでいたのですが、どうしても隙間が空いてしまうので今は「半目と裏山を拾う」編み方をしています。
鎖の半目と裏山をすくう
拾いやすく、しっかりした編み地になります。半目を拾う方法と比べると目に見えて隙間がなくなります。
長方形底や楕円形の底を編む時もここを拾うと隙間なく綺麗になります。
長方形などを編む時って鎖の作り目ををぐるっと編みますよね。
なので結局半目拾ってもすくう場所は変わらない。
そう思って簡単な半目拾う方法で編んでたんですが、ある時隙間が気になり半目と裏山を拾って編んでみると綺麗に編めたんです。
なんでだろうね。
先か後かの違いなのに、そこが重要なんだろうね。
先か後かの違いなのに、そこが重要なんだろうね。
裏山を拾う
裏山を拾うのが一番おすすめされているんじゃないかな、と思います。頭目が残るので、編み上がりがとても綺麗になります。
縁編みしない時なんかおすすめです。
でも、裏山を拾うのって分かりにくくて苦手だった…
結局おすすめはどこ?
隙間が気にならないのであれば簡単な半目。楕円編みや長方形に編む場合は半目と裏山の2本をすくう。
往復編みの時は裏山を拾うべし!
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